ゴルフの国内女子ツアー「ヤマハレディース葛城」3日目(3日、静岡・葛城GC=パー72)、は、1998年生まれ「黄金世代」の高橋彩華(22=東芝)と、2001年生まれ「新世紀世代」の山下美夢有(19=加賀電子)が通算9アンダーの首位に並んで、ともに初優勝をかけて4日の最終日に臨むことになった。
初日から首位を走る山下は、2番でボギーが先行。それでも4番で4メートルを決めて取り返す。
9番はティーショットが左に曲がってボギーを叩くものの、後半の12番、14番とも1メートルにつけるバーディーで通算10アンダーとすると、2位に2打差をつけた。
だが最難関の16番パー4でバンカーから寄せきれずにボギー。17番もティーショットを引っかける苦しい展開もパーセーブして何とかスコアを落とさずに踏ん張ったことに「ショットがあまり安定していなかったので苦しかったけど、イーブンで回れたので明日(最終日)につなげればいいのかな、と思います」と話した。
「朝は緊張していたけど、自分のプレーをしようと心がけていました」という3日目と同様に「明日(最終日)もしっかり落ち着いて自分のプレーに集中したい」と平常心をテーマに掲げた。