巨人・原監督が岡本和&丸に〝脱・陰キャラ指令〟!「『陽』がない」

試合後ファンに手を振る(右から)巨人・原監督 元木ヘッドコーチ 宮本投手チーフコーチ

巨人は3日のヤクルト戦(東京ドーム)を2―2の引き分けに持ち込んだ。

3月上旬に交換トレードで移籍した元同僚の相手先発・田口に7回無失点の好投を許したが、左腕降板後の8回に1点を返し、土壇場の9回二死一塁から代打・若林に貴重な同点適時二塁打が飛び出し、どうにか敗戦を免れた。

ただ、気になるのは揃って4打数無安打に終わった岡本和真内野手(24)と丸佳浩外野手(31)の4番、5番コンビだ。この日の岡本和は6回一死一、二塁のチャンスで遊ゴロ併殺、3三振といいところがなかった。

原辰徳監督(62)の目にはどう映っているのか…。試合後、指揮官は「本来の『陽』、『陽気』。『陽』がないね。『陰』だね、打席で。丸もね」と独特な言い回しで2人を形容。主軸だけにチャンスで凡退するケースも目立ち、打率は岡本和が2割、丸は8分7厘まで降下した。

とはいえ、2人の復調なくしてチームは上昇しない。「あれだけ練習もしてバットも振り込んでいるわけだから。『陽』でいってほしいね。もう少しね」と〝キャラ変〟を期待すると、あえて「岡本選手、丸選手」とした上で「いつも一緒に練習して切磋琢磨している。上がる時は両方一緒に上がるでしょう」と〝予告〟したが、果たしてどうなるか――。

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