広島連勝で首位キープ! 佐々岡監督「点に結びついたのは大きい」影のヒーロー・西川に賛辞

ブルペンの選手たちを出迎える広島・佐々岡監督(中)

広島が3日のDeNA戦(横浜)を7―3で制し首位をキープした。佐々岡真司監督(53)は「野手陣が点を取られた後にすぐ点を取ってくれた。これが流れ的によかったと思うし、効果的な一発だった」と振り返った。

派手な一発攻勢の裏で転換点となったのが、3点差に迫られた直後の7回の攻撃だった。無死二塁で打席に入った西川龍馬外野手(26)が強引な右打ちで執念の二ゴロ。これが走者・菊池涼を三塁に進める貴重な進塁打となり、試合を決める松山の適時打につながった。

つなぎの意識の浸透を掲げたキャンプからの取り組みが実を結んでの得点。指揮官も「こういうのは1点1点の積み重ね。去年の反省を活かした中でしっかり点に結びついたのは大きい」と影のヒーロー・西川の働きを称えていた。

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