台湾脱線事故、蔡政権への批判も

運営主体の管理問う声

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3日、台湾東部・花蓮の病院で、特急列車脱線事故の負傷者を見舞う蔡英文総統(総統府提供・共同)

 【花蓮共同】台湾の特急列車脱線事故を受け、運営主体の台湾鉄路管理局(台鉄)の管理体制を問う声が上がっており、監督する立場の蔡英文政権への批判に発展する可能性もある。蔡総統は3日、現地入りして犠牲者の家族や被害者を見舞って寄り添う姿勢をアピール、事故に絡めた批判をかわす狙いだ。台鉄の改革を求める声も高まっている。

 事故は2日午前に発生。当局は3日、死者は51人、負傷は日本人2人を含む188人と発表。米国人2人の死亡も確認した。検察当局などは、衝突した工事用トラックを適切に停車せず事故を招いた疑いがあるとして、建設業者らから事情を聴き、原因究明を進めている。

3日、台湾東部・花蓮県の特急列車脱線事故現場で、クレーンで車両を撤去する作業員ら(中央通信社=共同)