「アジフライの聖地」を宣言している松浦市の市役所庁舎内に、紙粘土などで作った本物そっくりの「アジフライ定食」のミニチュアが展示され、PRに一役買っている。
ミニチュアづくりが趣味という市会計課の山口弥生さん(48)が「松浦らしいものを」と紙粘土などで形をつくり、絵の具で彩色して制作。サイズは縦5.5センチ、横7.5センチで、実物の約30分の1の大きさ。
カラッと揚がったアジフライやご飯の粒々などの形と質感、紫外線を当てると固まる樹脂でみそ汁の透明な感じも見事に再現。のぼりや箸もつまようじを利用して作った。ミニチュアは全部で3点。市長室前のギャラリーと応接室、地域経済活性課に展示。来庁者の目を楽しませている。