全世界YouTube動画再生ランキングTOP30と楽曲解説

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現在、全インターネット人口の約3分の1にあたる20億人のユーザーが使用しているデジタルプラットフォームのYouTubeで最も再生されている動画のTOP30を簡単な解説とともに紹介。

ちなみに全楽曲のうち、大きくジャンル分けすると

・ポップス(英語):18曲
・ポップス(スペイン語):4曲
・子供向け:6曲
・多言語:1曲 *Waka Waka
・韓国語:1曲 *Gangnam Style

となっており、ほぼ全世界で無料で使用できることもあり、世界の母語人口の第2位の言語である英語(約4億人)に続く第3位のスペイン語(約3.3億人)の楽曲のエントリーや、何度も繰り返して見ることが多い幼児向けの動画が多数ランクインしていることが特徴。

世界の母語人口の第1位は中国語の8.8億人だが、中国本土ではYouTubeは見ることができないので、現時点では上位にランクインの動画は存在していない。(*母語人口は文部科学省調べ)

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1. サメのかぞく(Pinkfong Kids)「Baby Shark」82.6億再生 / 2016年公開

幼児や子供向けの教育ブランド『ピンキッツ』が制作した楽曲で、この音楽とともに踊るダンスがSNSで大流行して。このオリジナル・ヴァージョン以外にも、様々な別ヴァージョンが存在するが、このオリジナル・ヴァージョンの動画だけでこの再生回数を記録。2020年11月に、それまで史上1位だった「Despacito」を抜き、史上最高再生回数を記録した。

 

2. ルイス・フォンシ「Despacito feat. Daddy Yankee」72.8億再生/ 2017年公開

1978年生まれのプエルトリコ出身シンガーによる楽曲。史上最速となる公開154日で20億再生を記録、2017年8月に史上最も視聴されたビデオとなった。

タイトルはスペイン語で「ゆっくり」の意味で、ジャスティン・ビーバーが参加したREMIXも話題に。全米シングル・チャートでは21週1位を記録し、2017年で最も売れたシングルとなっている。

 

3. エド・シーラン「Shape of You」52.5億再生 / 2017年公開

1991年生まれのイングランド出身シンガーソングライターによる楽曲で、ミュージック・ビデオには元力士の山本山龍太が出演している。楽曲は日本のテレビドラマ『僕たちがやりました』の挿入歌としても使用。

2017年に発売となったサード・アルバム『÷』に収録され、自身初となる全米シングルチャート1位を獲得している。

 

4. LooLoo Kids「Johny Johny Yes Papa」50.7億再生 / 2016年公開

童謡『きらきら星』のメロディで歌う子供向けの英語の歌。登録者数3970万人を超える英語学習YouTubeチャンネルの楽曲。

 

5. ウィズ・カリファ feat.チャーリー・プース「See You Again」50.4億再生 / 2015年公開

主演俳優ポール・ウォーカーが事故死してしまった映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌。映画内での使用方法と楽曲の歌詞がリンクしたこともあり、日本を含めて世界中で大ヒットとなった。

楽曲は全米シングルチャート1位を12週記録、2017年当時ではSpotifyの1日の最多再生記録、YouTubeで最も再生されたミュージック・ビデオとなった。

 

6. Get Movies「Masha and the Bear – Recipe for Disaster」44.3億再生 / 2012年公開

全世界22か国で放送されている「マーシャと熊」というロシアの子供向けのテレビアニメシリーズの映像。

 

7. マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ「Uptown Funk」41.3億再生 / 2014年公開

イギリス出身のDJ/プロデューサー、マーク・ロンソンがシンガーにブルーノ・マーズを招いた楽曲。全米チャート14週1位を記録し、グラミー賞最優秀レコードを獲得。当時のUK、USでの最多ストリーミング数を獲得していた。

 

8. Psy「Gangnam Style」40.3億再生 / 2012年公開

韓国人アーティストPSY(サイ)による楽曲で日本では「江南スタイル」として知られている。

当時は韓国以外では無名であったが、ミュージック・ビデオでの特徴的なダンスとPSYのキャラクターがSNSを通じて世界中に拡散して大ヒット。当時YouTube上で最も再生されたビデオとなり、前述「See You Again」に抜かれるまで約5年間その地位を保持していた。全米チャートで2位を記録し、1963年の坂本九「上を向いて歩こう」以来となるアジア人による全米チャート2位以内の記録となった。

 

9. Miroshka TV「Learning Colors – Colorful Eggs on a Farm」38.5億再生 / 2018年公開

登録数1550万人を超えるロシアの子供向けYouTubeチャンネルの楽曲。民謡「ゆかいな牧場」(Old MacDonald Had a Farm)をバックに色の勉強ができる映像。

 

10. Cocomelon – Nursery Rhymes「Bath Song」38.4億再生 / 2018年公開

登録者数1億人を超える子供向け英語学習チャンネルの動画。お風呂の楽しさを伝えるもので、前述「サメのかぞく」のメロディーも引用している。

 

11. ChuChu TV「Phonics Song with Two Words」36.7億再生 / 2014年公開

登録者数4530万人を超えるYouTubeチャンネルの動画。アルファベットを覚える動画となっている。

 

12. マルーン5「Sugar」34.3億再生 / 2015年公開

アメリカのポップ・バンド、マルーン5による楽曲は全米チャートは最高位は2ながら、このミュージック・ビデオは感動的なサプライズが公表となりバンド自身で最も再生数が多いものに。

ビデオは「2014年12月6日、僕らはロサンゼルスを走り回り、出来るだけたくさんの結婚式に参加するつもりだ。絶対に素晴らしいものになるよ!」というコメントから始まり、披露宴に突然スタッフによるステージの設営が始まり、新婚カップルの前で、サプライズ・ライヴがスタート。最終的に7会場での撮影を終えて、アダムは「感動を超越するほどの体験だった。新郎新婦や招待客から非常に喜んでもらえて、自分達もこんなにも感動するとは思ってなかったです」とコメントしている。

13. ジャスティン・ビーバー「Sorry」34.2億再生 / 2015年公開

カナダ出身のシンガーソングライターの4枚目のアルバム『Purpose』のセカンド・シングル。ジャスティン自身とともにジュリア・マイケルズ、スクリレックスらが共同作詞作曲した楽曲。全米シングルチャート3週1位を記録。

ジャスティン本人は出演せず白の背景にダンサーが躍るシンプルな映像だったが、ニュージーランド出身のパリス・ゴーベルが監督した映像が話題となった。

 

14. Katy Perry「Roar」33.1億再生 / 2013年公開

米シンガーソングライターのケイティ・ペリーが、マイケル・ジャクソンと並ぶ一つのアルバムから5つのシングルを派出した『Teenage Dream』の次のアルバムからの第1弾シングルとして期待されて発売されたのがこの曲。効果直後から話題となりYouTubeで30億回の再生を達成した最初の女性アーティストに。

そのジャングルに迷い込み一人困惑していたケイティが、ジャングルの動物たちに次第に溶け込み、ポジティヴに自分らしく、ジャングルで生きていく様を描いたストーリー。

 

15. OneRepublic「Counting Stars」32.4億再生 / 2013年公開

米ロック・バンドによる楽曲で、バンドによるミュージック・ビデオとしては史上初の10億回再生を達成。「もうお金を数えるのはやめて / 一緒に星を数えようよ」と歌う歌詞に共感があつまりバンドの代表楽曲となったヒット曲。

バンドを率いるライアン・テダーは作曲家としても活躍し、ビヨンセ、マルーン5、アリアナ・グランデ、テイラー・スウィフト、レオナ・ルイス、アデルなどに楽曲を提供している。

 

16. Ed Sheeran「Thinking Out Loud」32.2億再生 / 2014年公開

セカンド・アルバム『×』からの3rdシングル。それまでは自身が大きくでることはなかったエドがメインで出演したことや、米オーディション番組『アメリカン・ダンスアイドル』(So You Think You Can Dance)で出演者Brittany Cherryとともにダンスをしたことでも話題となった。

 

17. El Chombo feat. Cutty Ranks「Dame Tu Cosita」32.2億再生 / 2018年公開

パナマのアーティストEl Chomboが、ジャマイカのダンスホール・ミュージシャンCutty Ranksをフィーチャーした楽曲。元々は1997年の楽曲だったが、2018年ごろにネット上でリバイバルヒットとなったことで新たに契約されて公開されたミュージック・ビデオ。

 

18. Taylor Swift「Shake It Off」30.4億再生 / 2014年公開

米シンガーソングライター、テイラー・スウィフトの5枚目のアルバム『1989』のリードシングル。

自分をやり続け、自分であり続け、自分が世界のどこにフィットするのかを見つけようとし続けることをテーマにしており、ビデオの中では彼女は不器用な人間として、バレリーナ、ブレイクダンサー、チアリーダー、パフォーマンス・アーティストなどのプロのアーティストと一緒にダンスを試みて失敗する様子が描かれている。

 

19. Alan Walker「Faded」30.3億再生 / 2015年公開

英国系ノルウェー人のプロデューサー兼DJのアラン・ウォーカーによる楽曲で、ヴォーカルはノルウェーの歌手イゼリン・ソルハイムが担当したもの。

EDMの楽曲としてはYouTubeで初となる30億回再生を記録している。

20. Katy Perry feat. Juicy J「Dark Horse」30.2億再生 / 2014年公開

ケイティ・ペリーによるアルバム『Prism』からのファーストシングルで、米ラッパーのJuicy Jがゲスト。古代エジプトを舞台にしたビデオにてケイティはクレオパトラをもじった「Katy Pätra」を演じている。

またこのビデオにてケイティはYouTubeで10億再生を記録した初の女性アーティストとなった。

 

21. Major Lazer and DJ Snake feat. MØ「Lean On」30.1億再生 / 2015年公開

ジャマイカ系アメリカ人のメジャー・レイザーによる楽曲で、フランスのDJのDJスネイクとデンマークのシンガーのMØが参加した楽曲で、2015年11月時点でSpotifyによって史上最もストリーミングされた曲となった。

ビデオはメジャー・レイザーが以前ツアーで訪れてインスピレーションを受けたインドのマハラシュトラ州で撮影されたもの。

 

22. Enrique Iglesias feat. Descemer Bueno and Gente De Zona「Bailando」30億再生 / 2015年公開

スペインのシンガーソングライター、エンリケ・イグレシアスによる楽曲で、キューバのアーティストのDescemer BuenoとGente de Zonaがゲスト参加した楽曲。2014年に放送されたドラマ『Reina de corazones』のテーマソングとなったことでも話題となった。

ミュージック・ビデオは下記のスペイン語版だけではなく、英語版のビデオも2021年4月時点で4億2000万回再生を超えている。

 

23. Maroon 5 feat. Cardi B「Girls Like You」29.9億再生 / 2018年公開

マルーン5が6枚目のアルバム『Red Pill Blues』の再発売版に収録されたもので、アメリカのラッパー、カーディ・Bをフィーチャーしている。

ミュージック・ビデオにはアスリート、活動家、女優、モデル、歌手など様々な分野で活躍する女性が登場しており、多くの人は社会正義運動やアイデンティティ運動を表すいくつかのメッセージが描かれている服を着ている。

 

24. Passenger「Let Her Go」29.5億再生 / 2012年公開

イギリスのシンガーソングライター、パッセンジャーによる楽曲。この楽曲は予想外なヒットとなったもの。

 

25. J Balvin and Willy William「Mi Gente」28.9億再生 / 2017年公開

コロンビアの歌手Jバルヴィンとフランスの歌手/プロデューサーWilly Williamによる楽曲。歌詞は「My People」という意味。ミュージック・ビデオは世界中の人々が登場し、音楽を通して一つになることが表現されている。

ビヨンセやスティーヴ・アオキなどが参加したREMIXも存在するがオリジナルのミュージック・ビデオが最も多く再生されている。

 

26. Adele「Hello」28.1億再生 / 2015年公開

英国人シンガーソングライターのアデルによる、3rdアルバム『25』のリードシングル。

楽曲単体としても大ヒットとなったが、YouTubeでは5日間で1億回の再生回数を記録し、当時で1億回の再生回数を突破した史上2番目の速さの楽曲となり、公開から87日後に10億回の再生回数を達成して、158日間で同じ回数を成し遂げていたサイの「Gangnam Style」が保持していた記録を上回りました

 

27. Ed Sheeran「Perfect」27.9億再生 / 2017年公開

エド・シーランの3rdアルバム『÷』の収録曲。ビデオには俳優のゾーイ・ドゥイッチが出演している。ビヨンセや、アンドレア・ボチェッリとの共演した音源も存在している。

 

28. Shakira feat. Freshlyground「Waka Waka (This Time for Africa)」27.8億再生 / 2010年公開

コロンビアの歌手シャキーラが、南アフリカ出身のバンドFreshlygroundをフィーチャーしたもので、南アフリカで開催された「2010 FIFA World Cup」の公式ソングとして発売されたもので、コンセプトは「見る人を世界旅行に連れて行き、最後はアフリカで終わる」としている。

ビデオには、過去のサッカーの試合のアーカイブ映像が使われたり、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシなど、スターサッカー選手がカメオ出演していることでも話題となった。

 

29. CoComelon Nursery Rhymes & Kids Songs「Wheels on the Bus」27.5億再生 / 2014年公開

登録者数1億人を超える子供向け英語学習チャンネルの動画。邦題として「バスのタイヤ」として有名な楽曲。

 

30. Taylor Swift「Blank Space」27.5億再生 / 2014年公開

テイラー・スウィフトの『1989』の収録曲。ビデオは、嫉妬深い女性が彼氏の不倫を疑って異常な行動をとるという設定。

 

Written By uDiscover Team

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