4日の女子プロレス「スターダム」横浜武道館大会で、ワンダー王者の中野たむが、なつぽい(25)を下し初防衛に成功した。
序盤からなつぽいの猛攻にさらされピンチが続いた。逆エビ固めや蹴りなどで背中を集中攻撃され何度も悶絶させられる。さらにロープに固定されて頭からペットボトルの水をぶっかけられる屈辱的な攻撃まで食らってしまった。
しかし、中盤に食らったコーナー最上段から場外へのダイビングボディアタックを自らも敢行し反撃。さらにしっかり水もぶっかけるなど応戦してた。その後一進一退の攻防を経てビンタやスピンキック、ヒザ蹴りで追い込むと、最後は相手の腕をまきこんで投げるトワイライト・ドリーム(変型原爆固め)で3カウントを奪った。
試合後マイクを持つと「なっちゃん。あんた、性格悪すぎ。たむのこと、まだ嫌い?」と問いかける。なつぽいから「大っ嫌いだよ。たむちゃんのせいで性格悪いのばれちゃったじゃん。私はその白いベルトに何度だって挑戦する。絶対にあきらめない。あと、今1つ目標が増えた。それはたむちゃんを絶対倒すこと」と応じられるとニヤリ。その後「この呪いのベルトを、より深い呪いのベルトにしていくのが、私のチャンピオンとしてのあり方だと思います」と不気味に話した。
妖しさをまとい始めた白い王者・中野に要注意だ。