奄美の森、緑の光ほのかに

例年より早くキノコ姿

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淡い緑色の光を放つシイノトモシビタケ=3日、鹿児島県龍郷町

 鹿児島県・奄美大島の奄美自然観察の森(龍郷町)で、夜間に淡い緑色の光を放つキノコ「シイノトモシビタケ」が姿を見せ始めた。雨が多く気温が高めの日が続いたため、例年より半月ほど早い。9月ごろまで見られる。

 シイノトモシビタケは倒木のシイに生える。釣り鐘状のかさは直径約2センチで、夜にかさと柄の全体が光る。自然観察指導員の川畑力さん(42)によると、今年は4月1日に初めて確認。森の数カ所で例年になく大量に生えているという。

 シイノトモシビタケはホタルとともに、初夏の奄美の風物詩。川畑さんは「ダメージを与えないよう、そのままの状態で観察してほしい」と話している。