オリオールズがRソックスに3連勝 澤村は1回無失点

【オリオールズ11-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

再建期真っ只中で地区最下位確実と思われていたオリオールズがまさかの開幕3連戦スイープを達成した。レッドソックス先発のギャレット・リチャーズから初回に3点を先制すると、3回表には一挙7得点のビッグイニング。3回までに大量10点を奪い、早々に試合を決めた。オリオールズ先発のブルース・ジマーマンは6回4安打3失点と先発の役割を果たし、1勝目(0敗)をマーク。3回途中7安打6失点と炎上したリチャーズに1敗目(0勝)が記録された。

オリオールズは初回、1番セドリック・マリンズと2番トレイ・マンシーニの連打で無死1・3塁のチャンスを作り、アンソニー・サンタンデールのタイムリーとマイケル・フランコの2点タイムリー二塁打で3点を先制。3回表は打者12人を送り込む猛攻を見せ、無死満塁から押し出し四球と3本のタイムリーで大量7点を追加した。9回表にはサンタンデールが再びタイムリーを放って11点目。リードオフマンのマリンズは5打数5安打1四球3得点という見事な働きを見せた。

3回までに10点を失ったレッドソックスは3回表途中から登板した新人右腕ギャレット・ウィットロックが3回1/3を投げて被安打3、奪三振5、無四球、無失点の好リリーフを披露。ウィットロックのあとを受けて7回表に4番手として登板した澤村拓一は2つの四球でピンチを招いたものの、フォーシーム、スライダー、スプリッターのコンビネーションで2つの三振を奪い、1イニングを無失点に抑えた。

© MLB Advanced Media, LP.