コロナに負けるな!八王子舞妓が文化護る

東京・多摩地区で唯一、芸者さんがいる街・八王子市で、市の歴史や文化を伝えるために芸者さんが宿場でおもてなしをする行事が始まりました。

八王子市中町にある、まちなか休憩所・八王子宿で4月3日から始まった「桑都花街物語」。この行事は八王子の歴史や文化を知ってもらおうと開かれました。

八王子市は、養蚕や織物が盛んだったことから「桑都」と呼ばれ、甲州道の中で最大の宿場町として栄えてきました。

この「桑都」の歴史を歌や演舞を通じて今も伝え続けているのが、多摩地区で唯一の「芸者衆」、「八王子芸妓」です。

演舞を見に訪れた人は「身近に見られて色々と話を聞けるのがとても良かった」「きれいでした」と感想を述べていました。

舞の披露が終わった後は、かつて多摩地区最大の「花街」として栄えていた宿場の周辺を散策しました。

この行事は2022年3月19日まで、毎月第1・第3土曜日の午後1時から午後3時まで開かれる予定です。

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