ユーザーの居場所にあわせてSiriがささやいたり大声を出したりするアップルの特許

パーティーで音楽がかかっている状況で、Siriに何かを頼んだものの、音量が大きすぎるためにSiriからの返答が聞こえないというのはよくあることだと思いますが、逆に、もっと静かな場所にいるとき、音量が大きくてSiriがあなたに向かって叫んでいるように聞こえる場合もあります。

しかし、それは将来変わるかもしれません。AppleInsiderが発見したAppleの特許&OS=aanm/apple+and+pd/4/1/2021&RS=(AANM/apple+AND+PD/20210401))によると、将来的にSiriがユーザーの環境にもとづいて音量と音声を調節できるようになることを示しています。つまり、Siriは、部屋の音の大きさや静かさに応じて、いつの日か声を大きくしたり小さくしたりできるようになるということです。

また、ユーザーがどのようにSiriに話しかけるかによっても決まります。ユーザーが大声を出している場合、Siriはユーザーが騒がしい場所にいると想定して大声を出したり、ユーザーが小声で話しかけると、Siriがそれに向かってささやき返す可能性があります。興味深いのは、これを考えたのがAppleが最初ではないということです。Amazonのデジタルアシスタント 「Alexa」 にも似たような機能があるので、どちらかといえばAppleが追いかける側です。

なお、これは特許なので、Appleが将来確実に実装するとは100%言えません。製品として出てくるかどうかについてはまだ期待しない方が良いでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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