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「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など人気ドラマを手掛けた脚本家の橋田壽賀子さんが急性リンパ腫のため、4日に熱海市内の自宅で亡くなった。95歳だった。
最近は表舞台に出ることなかった橋田さん。90歳を目前にして「終活」をスタートさせていたという。
「橋田さんの願いは『ひっそりとあの世に旅立つこと』。それで都内を離れ、熱海の自宅で過ごしていました。仕事先の関係者も橋田さんにお会いできる人はは、ごくわずかだったと聞きます」(テレビ局関係者)
橋田さんの遺志により、通夜や告別式、お別れの会などは行われない。
これも橋田さんの「終活」の1つ。「自分の事で周囲を騒がせたくないというお気持ちがあったようです」(同関係者)
昭和のテレビドラマを彩った偉大な脚本家だった。