追加利下げで数千億円減益

日銀試算、地銀に影響大

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マイナス金利のイメージ

 日銀が、追加金融緩和でマイナス金利をさらに引き下げた場合、金融機関の利益が数千億円減少するとの内部試算をまとめたことが5日、分かった。大手銀行よりも地方銀行や信用金庫の方が、金利低下の打撃を大きく受けることも判明。利下げは容易ではないことが改めて確認された。

 関係者によると、試算は3月に公表した金融政策点検の一環で実施した。試算の公表も検討したが、利下げの負の側面に焦点が当たり、数字が独り歩きする恐れがあるとして見送った。日銀は試算を踏まえても、利下げは景気悪化に対処する有力な選択肢だとの見解は変えていない。