阪神は6日から今季初めて巨人と甲子園で激突する。甲子園開幕カード、そして「伝統の一戦」を前に、虎のルーキーたちも闘志を燃やした。
ドラ1・佐藤輝明内野手(22)は初の甲子園での公式戦へ向け「今までとは違う雰囲気だと思いますし、雰囲気を楽しんでファンの皆さんの前で良いプレーをしたい」。悲願のリーグ制覇へ向け、巨人はなんとしても倒さねばならぬ相手だけに「1番の敵だと思いますし、上に行くためには勝たねばならない相手。しっかり自分のプレーに集中し、勝利に貢献したい」と鼻息を荒くする。
ドラ2左腕・伊藤将司投手(24)は7日の第2戦に先発予定。これ以上ない舞台、これ以上ない相手を前に「(前年にも)優勝しているチームですし、自分ができることは、試合をつくること」と気持ちを引き締める。G打線の主砲・岡本は自身と同学年。「良い打者であることは間違いないので、余計なランナーをためずに注意して投げていきたい」と警戒心を強めた。