俳優の谷原章介が6日放送のフジテレビ系「めざまし8」で、4日に急性リンパ腫で95歳で亡くなった大御所脚本家・橋田寿賀子さんについてコメントした。
橋田さんの代表作「おしん」は世界中で人気を博し、長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」では、最期の瞬間に立ち会った泉ピン子を大女優に育て上げた。
若かりしころの思い出を「女性が脚本を書かせてもらえる時代ではなかった」と語っていた橋田さん。高度成長期の日本のテレビ界は、間違いなく男社会だった。今でこそ女流作家や脚本家は数多く活躍しているが、橋田さんが先駆者だったわけだ。
そんな橋田さんの〝辛い時代〟を踏まえて、谷原は「ボクらエンタメの世界にいる人間って、男女平等というか、女性の進出がすごいんですね。どっちかというと活躍しているのは、女性のほうが多いくらい。スタッフさんも含めて。そういった方たちの、橋田さんはパイオニアだったのかもしれませんよね」と、しみじみ語った。