今季初スタメンのクルーズ 2本塁打含む3安打5打点

【ツインズ15-6タイガース】@コメリカ・パーク

ツインズは主砲ネルソン・クルーズが2本塁打を含む3安打5打点の大活躍を見せ、タイガースに15対6で大勝した。開幕3試合が敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ戦だったため、DH専門のクルーズは3試合とも代打で登場。この日が今季初スタメンだった。2回表に1号グランドスラム、5回表に2号ソロ、6回表に二塁打を放ち、14安打15得点のツインズ打線を牽引した。

なかでも2回表の満塁弾は見事だった。タイガース先発のホゼ・ウレーニャが投じたフォーシームを捉えた打球が右翼ポール際ギリギリのファウルとなった直後、真ん中低めのスライダーを捉えて左中間へ弾丸ライナーで飛び込む「打ち直し」の一発。ロッコ・バルデリ監督は「本塁打のような特大ファウルを打った選手のほとんどは感情的になる。2球連続で本塁打性の当たりを打つなんて簡単なことではないよ」と40歳のスラッガーを称えた。

打線の大量援護を受け、ツインズ先発のマット・シューメイカーは6回3安打1失点の好投。2番手のランディ・ドブナックは9回裏に2本塁打を浴びて5点を失ったが、最後まで投げ抜いた。好投したシューメイカーが1勝目(0敗)をマークし、3イニングを投げたドブナックは1セーブ目を記録。タイガースは4番手までの投手がことごとく打ち込まれ、先発のウレーニャが3回4安打6失点(自責点5)で1敗目(0勝)を喫した。

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