世界自閉症啓発デーの2日夜、シンボルカラーの青い光で長崎県東彼川棚町内を照らすキャンペーン「ブルーライトinかわたな」があった。発達障害啓発週間の8日まで、JR川棚、小串郷両駅や町公会堂でライトアップ(午後6時~9時)が続けられる。
国連が定める啓発デーには、世界各地のランドマークが「癒やし」や「希望」を表す青色にライトアップされる。川棚町では町民有志の実行委が4年前から、町の中心部を手作りのランタンなどで飾る活動に取り組んでいる。
JR川棚駅前広場を中心にランタンやオブジェを設置し、青い光でライトアップした。今年は初めてJR小串郷駅も加わった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントなどができないため、町役場や町教委、郵便局、銀行などに青の不織布マスク約450枚を配り、2日に身に着けてもらった。実行委の藤田直子代表は「毎年着実に輪が広がっている。小さな町だからこそできる活動を続けていきたい」と話した。
世界自閉症啓発デー 川棚を青くライトアップ「ブルーライトinかわたな」
- Published
- 2021/04/06 11:04 (JST)
- Updated
- 2021/04/06 23:37 (JST)
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