100人もの女性のカバンにLINEのIDが書かれたメモを入れていた男が話題だ。
30代の男は2月にストーカー規制法違反の疑いで逮捕。昨年5月から狙いをつけた20代女性のカバンにメモを数回入れたという。その後、女性の後をつけたり、見張ったりしていたようだ。
余罪が疑われていたが、5日になって追送検。一部報道では「5年前から始めた」「100人くらいに入れた」などと供述しているという。
女性にとっては気持ち悪いことこの上ない。知らない間にカバンにメモを入れられているのも気持ち悪いし、見張られているのも身震いする思いだろう。一方でこの手法は古典的な手口でもある。
「私も何度もやりました。こうすれば女性は運命を感じて連絡をくれるのではないかと思い込んでいたのです」と明かすのは自称ナンパ師の男性。「とにかく数を打ちまくるんです。100人はもちろん超えています。実際に返事がある確率は1割もないですね。ただ、返事さえくればどうにかならないこともない」
あまりにも効率が悪いのにどうしてこのやり方を続けるのか。
「ビギナーズラックでかなり早い段階でうまくいったんです。それで味をしめました。逮捕された男も過去にうまくいった成功体験があるのでは? それがモチベーションになっているのでしょう」(同男性)
女性からしたら怖いわけで、どう対策したらいいのか。「私が避けていたのは彼氏がいそうな女性でした。指輪の有無だとか、メークの濃さや持ち物から何となくですが判断して、彼氏がいないと思った女性をターゲットにしていました」(同)
なんとも気持ち悪い事件だ。