“友愛”を旗印に掲げる鳩山由紀夫元首相(友紀夫=74)が6日、ツイッターを更新。オバマ政権時代、日本政府が横やりを入れ、米国の核先制不使用宣言を断念させたとの報道について、持論を述べた。
鳩山元首相は「オバマ政権が核の先制不使用を議論した時、中国を懸念して不使用に反対したのが日本であったと東京新聞が元国務次官補の証言を載せた」と切り出すと、次のように続けた。
「中国も北朝鮮も核の先制不使用を宣言している。彼らの宣言の疑念を払拭するためにも米国が先制不使用を宣言すべきところ被爆国日本が反対するとは何をかいわんやだ」。先の大戦の反省もなく、大事な隣国の立場を気遣わない日本政府の姿勢は理解できない、というわけだ。
鳩山一郎元首相の孫として大豪邸で生まれた“政界のサラブレッド”由紀夫氏は、東大工学部を経てスタンフォード大の大学院を卒業した秀才。優秀過ぎて時折、周囲が理解できない言動をとることから“政界の宇宙人”の異名を持つ。「最低でも県外」「トラストミー」などの名言でも知られる。