「まさか優勝するとは…」当人たちも驚く日本一 社交ダンス小学生高学年の部、県勢で初

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優勝した比嘉玲王さん(左)と山元そらさん=5日、宜野湾市大山のレオン・エリ.ダンススクール

 沖縄県宜野湾市大山のレオン・エリ.ダンススクールに通う比嘉玲王(れお)さん(沖縄カトリック中1年)と山元そらさん(はごろも小6年)が、社交ダンスの全国大会「JBDFリモート・ジュニア・ダンスフェスティバル2020」の小学生高学年の部門で県勢として初優勝した。大会の主催は、社交ダンスの団体として全国最大の日本ボールルームダンス連盟。同部門には全国から31組が応募し、3月30日に結果が公表された。

 指定曲の中から選んで動画を送る形式で、比嘉さんと山元さんは予選はサンバ、決勝は得意のチャチャチャで挑んだ。出場者がハイレベルな大会だけに「まさか優勝するとは」と当人たちも驚く。

 2人とも親に勧められて小2で本格的に練習を始めた。ダンスは、姿勢の良さや体の柔軟性だけでなく、筋肉があってこそだといい、比嘉さんの腹筋は6個、山元さんは4個に割れている。骨の動きを意識するのも大切で、スタジオにハロウィーンでもないのに置いてある骸骨の模型が役立った。

 山元さんは踊っているうちにスタミナが切れて真顔になってしまうのが課題だったが、決勝では「夢中で踊っているうちに自然と笑顔になれました」と振り返る。

 「ダンスをすれば悩みも吹っ飛ぶし、踊るのが楽しい」と話す2人。指導に当たったプロ講師の宴司(えんじ)レオンさんは「一番大事なことは楽しく踊ること。結果がついてきたね」と喜ぶ。海外では、社交ダンスを習うのはバレエと並んで一般的。日本では社交ダンスは映画「Shall we ダンス?」で人気が出たものの、ダンスホールのイメージが強いため、子どもの競技人口は少ないという。

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