抗ウイルス加工のかりゆしウェア販売 繊維表面に抗菌成分を固定化

 衣料品販売のパイプニット(うるま市、大坪武彦社長)は、抗ウイルス加工技術「クレンゼ」を施した新作かりゆしウエアを製作し、販売を開始した。同社によると、繊維表面に抗菌成分を固定化するクレンゼ技術は、特定のウイルスを99%以上減少させ、特定の細菌の増殖を抑制する効果があるという。

 ウエアは三つの柄で、メンズ、レディースの両方がある。那覇市のデパートリウボウで発売しているほか、今月中旬からサンエーの大型店舗にも並ぶ予定となっている。

 価格はメンズが1万780円、レディースは8800~9900円。

 パイプニットの瑞慶覧昭専務は「落ち着いた柄と配色のかりゆしウエアとなっているので、ぜひ手にとってほしい」と語った。

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