東京五輪代表に決まった瀬戸大也が反省

反省する瀬戸大也

競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第4日(5日、東京アクアティクスセンター)、男子200メートルバタフライ決勝では、個人メドレー2種目で五輪代表の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が1分55秒20で2位に入った。1分54秒88で優勝した本多灯(19=アリーナつきみ野SC)とともに、同種目五輪代表に決定した。

瀬戸にとっては、課題の残るレースとなった。序盤から果敢な泳ぎでレースを引っ張ったが、後半に失速。本多に逆転を許し、2冠達成とはならなかった。「ひとまず(五輪出場)種目が追加できたのは、素直にうれしい。すごくいい練習になった」と喜びを口にした一方で「耐乳酸(トレーニングが)できてない分、スピードを上げた時のラストが耐えられないというのが浮き彫りになった」と反省点を口にした。

今後は五輪に向けて、GWなどに泳ぎ込みと耐乳酸トレーニングを行い、体力強化を目指す。「400と200の個人メドレーは金。200のバタフライはしっかりと銀は必ずとりたい」とメダルラッシュを誓った。

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