今季初登板の鷹・千賀の初回ストレート平均球速は158キロ!

初回から気合十分の投球を見せた千賀

ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が6日の日本ハム戦(札幌)で今季初登板初先発し、初回からリミッター解除の剛速球を連発した。ふくらはぎの不調で出遅れていた鷹のエース。自身の〝開幕戦〟を前に「これは確実に〝来るな〟という感触があります」と調整に自信を示していたが、抜群の立ち上がりを見せた。

1番・西川に初球158キロの真っすぐでスタートすると、2番・近藤に対しては159キロの速球を3球連続で投げ込むなど自慢のストレートがうなりを上げた。味方打線が初回に3点を援護。それに応えるように注文通りの三者凡退に斬って取り、チームをさらに勢いづけた。初回のストレート平均球速は実に158キロ。5連敗中の王者を救うべく、気迫ある投球でチームを鼓舞した。

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