球場が騒然となった。ソフトバンクのエース・千賀滉大投手がアクシデントにより緊急交代。担架でマウンドから運ばれた。
5回を終えて3安打無失点。直球の最速159㌔をマークするなど圧巻の投球だった。
しかし、6回一死に渡辺の投手ライナーを捕球した際にアクシデントに見舞われた。とっさにグラブを出して体勢を崩しながらもダイレクトキャッチしたものの、着地の際に左足首をひねりグラウンドに倒れ込んだ。
ナインが駆け寄る中でも左足首を両手でつかんで苦悶の表情を浮かべた。左足を動かすことができず、そのままマウンド付近から担架で運ばれた。2番手・津森への投手交代が告げられた。
千賀はふくらはぎの不調で出遅れており、この日が今季初登板だった。チームが5連敗中の中で頼もしい投球だったが、心配な降板となった。