NHK党の立花党首 フジHDの外資規制違反疑いに「1か月放送禁止のペナルティー」を提言

激震のフジテレビ

NHK受信料を支払わない方法を教える党(NHK党)の立花孝志党首が6日、外資規制違反の疑いが出ているフジ・メディアHDの問題について、自身のユーチューブチャンネルで「フジテレビには何らかのペナルティーを与えないといけない」と問題視した。

フジテレビを子会社に持つフジ・メディアHDは2012年~14年にかけ、外国資本の議決権比率が20%を上回っていた可能性があり、武田良太総務相は徹底調査を命じている。

立花氏は「(外資規制違反は)放送免許を取り消さないといけない、相当重い法律。テレビは核兵器に勝る武器で、言い換えれば国民を洗脳する装置。公共性が高いので、20%以上を超える外国の資本を受け入れるのを禁止していた。にもかかわらずフジ・メディアHDは受け入れていた。これは大きなニュースで看過できない」と同様の問題で、免許取り消しとなった東北新社の例にならい、厳罰が必要だとした。

さらに元NHK職員でもある立花氏は「フジテレビは明らかに韓国の放送局と言わざるを得ない状況」として、NHKの海老沢勝二会長(当時)とフジテレビの日枝久会長(当時、現フジサンケイグループ代表)との間で長年、繰り広げられた暗闘についても言及した。

立花氏は「フジテレビの外資規制違反は過去のことだから、今直ちに罰にできるかわからないが、ペナルティーを与えるべき。1か月放送禁止とかなんらかの措置を取らないといけない」と繰り返し訴えた。

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