新日本プロレスのオカダ・カズチカ(33)が6日、愛知県内で行われた東京五輪聖火リレーに参加した。
中学校卒業まで過ごした地元の愛知県安城市で聖火ランナーを務めたオカダは、プロレスの入場とは打って変わって終始笑顔。沿道にも手を振りながら走り切った。
走り終えたオカダはインタビューで「最高でした。なかなかプロレスの入場で笑顔で入場してくるってことはないので、また違うオカダ・カズチカを見せられたんじゃないかなと思いますね」と振り返った。プロレス界の顔として聖火リレーに華を添え「プロレスラーのなかで走れる方もそんなにいないと思いますし、そこは僕だからこそというのもあると思いますので、トーチを持って胸を張っていきたいと思いますね」と胸を張った。
注目度の高さから五輪のパワーを感じたというオカダは「苦労して、努力して勝つ姿で元気をもらえたりすると思いますし。五輪を成功させてもらってですね、選手の活躍だけでなく、いろいろなもので元気や勇気をもらえる人はいると思いますので。そういう人たちのためにもしっかり五輪やってもらいたいというのはありますね」とキッパリ。「一生に一度のことだと思いますし、楽しかったですし、すごい経験をさせてもらったというのはありますね」と充実の表情だった。