夏目三久〝フェードアウト説〟のウラに「半沢直樹」の完全終了

同じ事務所の夏目と堺

おめでたい話と同時にTBSがザワついている。

フリーアナウンサー夏目三久(36)がお笑いタレント・有吉弘行(46)と電撃入籍。その際、マスコミ各社に送付した直筆書面が注目されている。

夏目は「有吉さんと夫婦になり、この上ない喜びと幸せを感じております」としたあと、レギュラー番組を持つテレビ局の名前を1社ずつ挙げ、感謝の気持ちを記した。

そして「スタッフの皆さま、共演者の皆さまと過ごした時間は私にとってかけがえのない経験で、生涯忘れることはできません。本当にありがとうございます」と告げた。この内容がまるでテレビ業界からのフェードアウトを匂わせるものだと騒ぎになっているのだ。

タイミング的にもいい。夏目アナは14年春から同局朝の情報番組「あさチャン!」のメインMCを務めるが、視聴率は苦戦が続いた。関係者によれば「局内では2年ほど前からリニューアルが検討されてきました。ただ、夏目が所属する田辺エージェンシーには堺雅人がいる。ドル箱ドラマ『半沢直樹』の続編をどうしても作りたかったTBSは、主演の堺を押さえるため、『あさチャン』には手をつけずにきた」という。

その「半沢――」の続編が昨年7月クールに放送され、予想通りの高視聴率を記録した。TBS関係者いわく「現時点で『半沢』のさらなる続編の予定はありません」。

夏目は夫婦の時間を増やしたいと考えており、このタイミングで「あさチャン」を離れたとしても、低視聴率が理由ではなく、〝寿退社〟に近い形となる。TBS的にも当面の目標だった「半沢――」の続編が無事放送されたことで、そろそろ朝の時間帯の〝見直し作業〟に取り掛かってもおかしくない。

日を追うごとに広がる夏目のフェードアウト説。果たしてどうなるか。

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