【欧州CL準々決勝第1戦】超新星の劇的弾でマンチェスターCがドルトムントに先勝

試合後、フォーデン(右)はハーランドと健闘をたたえ合った(ロイター)

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦が6日(日本時間7日)に行われ、マンチェスター・シティー(イングランド)がホームでドルトムント(ドイツ)に2―1で先勝した。

先制したのはマンチェスターC。前半19分、ハーフウェーライン付近で相手ボールをカットすると、速攻からMFリヤド・マレズ(30)の折り返しにMFケビン・デブルイネ(29)が右足シュートでゴールネットを揺らした。

その後はドルトムントのエースFWエーリングブラウト・ハーランド(20)を徹底マーク。後半3分に縦パスから抜け出されてシュートを打たれたが、GKエデルソン(27)の好セーブでピンチを逃れた。

そのまま押し切りを狙ったマンCだったが、39分に落とし穴が待っていた。縦パスを受けたハーランドのポストプレーを許し、抜け出したMFマルコ・ロイス(31)との1対1をエデルソンが止めきれずに同点とされた。

だが、ここからイングランド・プレミアリーグで首位を走るチームは底力を発揮。終了間際の45分、デブルイネのクロスがMFイルカイ・ギュンドアン(30)にわたり、最後は20歳の新星MFフィル・フォーデンが値千金の勝ち越し弾を決めた。アウェーゴールを1つ許したが、リードした形で13日(同14日)の第2戦に向かう。

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