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長崎県内の多くの公立小中学校で6日、始業式があった。マスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保など、新型コロナウイルス感染防止策を取りながら、児童生徒の新しい学校生活が始まった。
長崎市三重町の市立三重小(本多孝臣校長、237人)は3月24日の修了式をオンラインで開いたが、県内の感染状況が落ち着いているのも踏まえ、始業式は体育館に全校児童を集めた。もちろん校歌斉唱はマスクを付けたまま。児童らは時折、鼻の下にずれ落ちたマスクをたくし上げながら、元気よく歌った。
6年の井手菜々子さん(12)は「久しぶりに校歌を歌えてうれしかった。下級生など困っている人を助けられるようになりたい」と話した。新しいクラスの担任が発表されると、児童たちは歓声を上げたり、拍手をしたりして期待を膨らませた。