【WWE】アスカ ロウ女子王者として挑む「レッスルマニア」へ決意表明! 

アスカは祭典での大一番へ燃えに燃えている(c)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

「No one is ready for Asuka!」。WWEのプロレスの祭典「レッスルマニア(WM)37」(10、11日、フロリダ州タンパ)開催を控え、“女帝”ことロウ女子王者のアスカ(39)が闘志満々だ。本紙のインタビューに応じ、11日(日本時間12日)にリア・リプリー(24)を迎える防衛戦に向けて決意を表明した。さらに新型コロナウイルスに感染した宿敵の“女王様”シャーロット・フレアー(35)への思いや、意外な力の源とは――。

――いよいよ祭典が迫った

アスカ WMといえばプロレス界全イベントの頂点で、世界中のレスラーの憧れの舞台でもある。そこに出られるだけでも光栄なのに、さらにチャンピオンとして試合ができるというのでメチャクチャうれしいです。

――今年で4年連続出場だ

アスカ そうですね。特に(2018年の)1回目のWMでのシャーロット戦は一生忘れないと思います。(WWEデビューから)一度も負けることがなく記録を更新していた中で、初めて負けたので。

――2年ぶりに有観客での開催となる

アスカ 2日間開催で10万人を超える動員になる(見込み)と聞きましたし、相当な舞台になると思っています。私は結構観客がいなくても得意なタイプですけど、やはり全然ちゃいますから。本当にありがたい。今はヤジですら恋しいです(笑い)。

――対戦するリアの印象は

アスカ 彼女が日本で戦っていたころからいい選手だなというのは思っていたんです。見たのは15年の渡米する直前だったと思いますね。たたずまいとか雰囲気から他の選手と違うものを感じて「世界有数の選手になるだろうな」と思いました。NXTで頭角現してきて「ほら見てみい」と思いましたけど、まさかWMで戦うことになるとは思わなかった(笑い)。

――対戦を要求されていたシャーロットは直前で新型コロナに感染した

アスカ 特別な存在ではありますから、シャーロットとWMでもう一度戦いたいというのはあります。次は私がチャンピオンとして(迎え撃ちたい)。そのためにも(ロウ女子王座を)守り続けたいですね。

――アスカ選手の成功を受けてWWEに挑戦する日本人選手が続いている。Sareee改めサレイ(25)も入団した

アスカ 負けん気が強いイメージがありますね。日本から海を越えて若い選手が挑戦するというのは応援したくなるというか、うれしいですね。先駆者として負けられない? そうですね、私も先頭に立って、これからも成功を見せていかないといけないなと思っていますね。

――ところで最近の力の源は

アスカ 日本食です。今住んでいる家の周囲に日本食レストランや居酒屋が多いんです。コロナもあってあんまり外出できないので、そこからウーバーイーツでいろいろ取り寄せて食べるのが楽しみなんですよ。最近ハマっているのはちょっと甘めの卵焼きとお刺し身。近所に豊洲直送の刺し身を出してくれるところがあるんですよ!

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