レッドソックス・澤村 3試合連続無失点もビデオ判定にヒヤリ

3試合連続無失点となった澤村(ロイター=USA TODAY)

レッドソックスの澤村拓一投手(33)は6日(日本時間7日)の本拠地でのレイズ戦で1―3の7回に3番手でマウンドに上がり、1回を無安打無失点、1四球1死球だった。打者4人に14球。開幕から3試合連続無失点となった。チームは延長12回の熱戦の末に6―5でサヨナラ勝ちした。レイズの筒香嘉智外野手(29)は出場しなかった。

先頭ディアスは初球スライダーを打たせ一飛。続くアロザレーナは初球スライダーが内角高めに抜け、ヒジに当たったとして死球の判定。レッドソックスはチャレンジを要求したが覆らなかった。続く代打メドーズにはフルカウントから四球で歩かせ一死一、二塁となった。

すかさずブッシュ投手コーチがマウンドに駆け付け、アドバイスを受けた。4番マーゴーにはスライダーでフェンスぎりぎりの大飛球を打たれるも左翼手のコルデロが好捕。二走アロザレーナはフェンス直撃打と判断してホームを踏んでいたが、二塁に返球して併殺となった。レイズはチャレンジをリクエストするが捕球が認められ、判定はそのまま。

澤村はゆっくりとベンチへ戻り、表情を崩すことなくチームメートと静かにハイファイブを行った。これからも結果を積み上げていく。

© 株式会社東京スポーツ新聞社