山川豊、遅咲きYouTuber電撃デビュー! 初めての弾き語り生歌!

1981年に大ヒット曲「函館本線」でセンセーショナルにデビューした演歌歌手 山川豊(62歳)は今年でデビュー40周年。昨年6月にリリースした新曲「拳」がこの時代の空気感に力強く寄り添い、ロングヒットの兆しがある中、40周年記念のベストアルバムのリリースを発表した。ベスト盤はなんと3枚組。演歌歌謡曲のジャンルでは珍しい豪華デジパック仕様になっている。内容は、デビュー曲「函館本線」や「ときめきワルツ」「夜桜」「アメリカ橋」などの大ヒット曲をはじめとした山川豊の全シングルを網羅し、レアトラック、話題曲を加えた全45曲。

中でもレア曲としては、「函館本線」のアンサーソング「函館本線それから」、山川豊作曲の「いのちうた」、山川豊がデビューのきっかけとなったコンテストで歌唱した美川憲一の曲「釧路の夜」などの重要かつレアなトラックも収録。海の男の代表格で男臭さが評判の兄の鳥羽一郎に比べ今週発表されたCDジャケットも、山川豊が眼光鋭くまっすぐ前を見据える写真が配置されたシャープなデザインになっている。

また、このベストアルバムの発表を機にYouTubeチャンネルを立ち上げた山川。時代の波に揉まれながら長年こだわり続けたガラケーも遂に昨年末スマホに乗り換え、初めての自撮りを行ったのが今年の正月。今や演歌歌手の多くが開設しているYouTubeチャンネルを遅咲きながら4月6日に立ち上げた。スマホデビュ〜初自撮り〜YouTuberデビューの期間で考えればなんと4ヶ月のスピード。その一念発起の決心のほどが窺える。

チャンネルタイトルは「豊ちゃんねる」。「初めてかな、ユーチューブ。。。」と緊張しながら喋る山川はデビュー40年の大御所には見えないほどの初々しさ。中々「ユーチューブ」と言えないところが可愛いと評判。トークの部分では緊張の余りカミカミになりながらも、歌になると本領発揮。ギター弾き語りで生歌を披露するのは初めてと言いながら自らの新曲「拳」と大好きな名曲「津軽平野」を披露した。バンドやカラオケの歌唱と違い、流し風弾き語りは余計に歌が染みてくるとネットは盛り上がった。

「デビュー40周年を迎えたことをきっかけに、敢えて今までやってなかったことにガンガンチャレンジしてゆきたいです。これから新たな山川豊を見ていただきたいと思います。今後はラップにも挑戦してゆきたいですね。コロナはまだまだ余談を許さない状況ですが、逆に今だからできることもあるはずです。1日も早くまた皆さんの目の前で歌える日が来ることを祈ってます」と熱く語った。

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