故アヴィーチー(Avicii)初の公式伝記本が今年11月にイギリスで出版決定

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2018年4月20日に逝去した音楽プロデューサーのアヴィーチー(Avicii)。彼の家族や友人、音楽業界の仲間たちによるインタビューを収めたアヴィーチー初の公式伝記本『Tim: The Official Biography of Avicii』が今年後半に出版されることが明らかになった。当初の発売日は2020年を予定していた。

数々の賞を受賞してきたジャーナリストのモンス・モセソン(Måns Mosesson)が執筆した同伝記本は、2021年11月16日にイギリスでSphere社から出版される予定だ。

この本のあらすじにはこう記されている。

「本書は、ティム(バーグリング:アヴィーチーの本名)という人物と、彼の人生における模索を、その苦闘から目を背けることなく、包み隠さず描いています。ティム・バーグリングが、音楽業界全体と世界中のファンにどれだけの影響を与えたかについて理解することはほぼ不可能です。モンス・モセソンは、ティムが幼少期を過ごしたストックホルムのストリートから、マイアミ、イビサ、ロサンゼルスまで彼の足跡を辿りながら世界中を巡り、ティムの人生と作品を詳細かつ多面的に紹介しています」

アヴィーチーのレーベルである“Avicii Music AB”が、この伝記本「Tim: The Official Biography Of Avicii」の販売から得る純利益は、2018年4月のアヴィーチーの死後に、メンタルヘルスに悩む人々の支援や自殺防止活動をサポートするために設立された“ティム・バーグリング基金”の活動資金として全額寄付される。

アヴィーチーの父であるクラス・バークリングは、2020年5月のインタビューで、同基金の活動や亡き息子のレガシーについて次のように語っていた。

「彼の死後、こんなにも愛に溢れる反響がありました。否定的な意見は一切ありませんでした。私たちは、ファンの皆様がお互いの気持ちを共有できるようにウェブサイトを開設しました。ティムと彼が支持していたものの周りには、とても強固でポジティヴな雰囲気が取り巻いていると言えるでしょう。彼はとても率直で、正直で、繊細なユーモアの持ち主でした。彼は自然や動物、そして正義に対して大きな情熱を持っていました。彼は不正を嫌っていました。彼がいなくなってしまって本当に寂しいです」

Written By Tim Peacock