【WWE】NXT女子王者の紫雷イオは挑戦者ゴンザレスをマヌケ扱い

イオ(右)はゴンザレスと視殺戦を展開(2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ6日(日本時間7日)発】「NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー」(7、8日)の世界配信会見が行われ、7日(日本時間8日)の初日大会に登場する〝暗黒の逸女〟ことNXT女子王者の紫雷イオ(30)と挑戦者の〝巨女〟ラケル・ゴンザレス(30)が出席した。

王座戦での戦略を問われたイオは「あきらかにラケル(183㌢、80㌔)は、私より体格が大きくて力も強い。でも私は彼女より高く飛べる、早く走れる、そして彼女よりスマートなのでその部分を使って勝ちます」と自信を見せた。

さらには「チャンピオンとして私は、今まで日本やそれ以外の国のタイトルをたくさん保持してきた。そしてこのタイトルも300日間保持した。その上で言えることは、チャンピオンは責任感があって真面目でスマートでなければいけないということ」と語った。

ここまでは王者の貫禄に満ちた態度を見せていたイオだったが、視線を鋭くさせるや、一転して挑戦者を挑発。「最近覚えた印象的だった言葉は『ミートヘッド(俗語でバカ、マヌケ)』ですね。彼女がミートヘッドなのかどうなのか、試合で分かると思います」と悪魔のような笑みを浮かべた。

それでもラケルは冷静に「私がミートヘッドだから心理戦を仕掛けてきてるんだろうけど、今夜はよく寝れるといいね。明日はイオにとって嫌なことが起こるから。何が起ころうとこのチャンスをつかんで王座を奪う。タイトルが私にふさわしいことを証明する」と断言。不敵な表情で打倒イオを誓った。

受けた王者は「お前は私を倒せない。これ(タイトル)は私のものだ」と声を荒げると、会見はあわや大乱闘寸前で幕となった。

「NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー」は日本時間4月8日、9日、WWEネットワークで配信される。

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