【新型コロナ】神奈川県所管域で1人死亡33人感染 県内変異株、新たに7人

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は7日、県所管域で新たに1人の死亡と、10歳未満~80代の男女33人の感染が確認されたと発表した。

 亡くなったのは伊勢原市の40代男性。2日に自宅で外傷を負い、自ら通報して救急搬送され、検査で陽性と判明。同日中に死亡した。死因は外傷としている。

 新規感染者33人のうち、死亡した男性を除く32人は軽症または無症状。29人の感染経路が不明という。年代別の内訳は、20代が8人、40代6人、30代・50代・60代が各4人、10代・70代・80代が各2人、10歳未満1人。

 小田原市の60代男性はクラスター(感染者集団)が発生している県西地域の医療機関に勤める医療従事者で、同医療機関の感染者は計9人となった。

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 県は7日、県内で既に発表されている新型コロナウイルス感染者のうち、10歳未満~70代の男女7人が変異株に感染していたと発表した。いずれも軽症または無症状で、海外滞在歴はないという。このうち3人が英国株と確認され、1人が英国株の疑い。また、これまでの変異株感染者のうち、4人が英国株、2人が英国株の疑いと判明した。県内の変異株の感染者は90人となった。

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