アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(34)に対し、次戦の対戦相手が警戒を強めている。
4日のスムガイト戦で新天地デビューを飾った本田。積極的にシュートを放つ一方で動きのキレは本調子には程遠く、まだまだ調整途上の段階だ。
とはいえ、これまで国際舞台で無類の勝負強さを発揮してきた本田。ロシアメディア「アゼリスポーツ」は、次節の10日に対戦するカバラのモンテネグロ人MFステファン・ブクチェビッチ(23)が本田の実力を高く評価している様子を伝えた。
「対戦相手に高度な個人スキルを持つプレーヤーがいるという事実を我々は把握している」としたうえで「ホンダの登場はネフチのチーム力を強めた。私は以前に有名なサッカー選手と対戦したことがあるが、ホンダはその中でも断トツで最も有名だ」と日本代表としてW杯での活躍や、イタリア1部ACミランで10番を背負ったキャリアを踏まえてその実力を高く評価。
「これは我々にとって良いモチベーションになる。我々は誰も恐れず、成功するためにあらゆることを行う」と本田対策を徹底して臨む覚悟を示した。
アゼルバイジャンではそのネームバリューも大きな武器になっている本田。新天地の初ゴールに期待が高まる。