競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会第5日(7日、東京アクアティクスセンター)、男子200メートル平泳ぎ決勝は武良竜也(24=BWS)が2分7秒58で2位に入り、派遣標準記録を突破して五輪出場を決めた。
武良は日本記録を更新して優勝した佐藤翔馬(20=東京SC)に次いでフィニッシュすると、喜びを爆発させ「ラスト50メートルは自信があったので、そこまで落ち着いたレースを使用と心に決めていた。それをしっかりできたんじゃないかな」と振り返った。
同種目は佐藤と渡辺一平(24=トヨタ自動車)の一騎打ちになるかと思われたが、武良が準決勝で全体1位の2分8秒08をマーク。「2強」に割って入るか注目を集めていた。
突如現れた〝ダークホース〟は「翔馬と五輪でメダルを。W表彰台を目指していきたい」と力強く語った。