横浜市で7日、新型コロナウイルスの感染対策を取りながら、多くの市立学校で入学式が行われた。新入生は保護者とともに初めて登校し、期待と不安を抱きながらマスク姿で式に臨んだ。
市立今井小学校(保土ケ谷区、311人)では、新1年生43人が学校生活をスタ-トさせた。
入学式は体育館で開かれ、新入生は間隔を空けて着席。規模を縮小するために在校生や来賓の出席は見送られ、付き添いの保護者は各1人に限られた。
式典で新しく紹介された担任らに、新1年生はマスク姿でも「よろしくお願いします」と元気にあいさつ。市歌斉唱も割愛するなどして、約15分で終了した。
式典後、森脇信行校長(59)は「例年に比べて静かな1年生だと思った。コロナの影響かどうかは分からないが、これから元気に明るく学校生活を送ってもらいたい」と期待した。
市立の小学校や義務教育学校341校と中学校147校の多くでこの日、始業式も行われた。