【カーリング】大苦戦…日本早くも6敗 阿部は反省「強みを出せなかった」

6敗目を喫した日本男子(C)JCA IDE

カーリング男子世界選手権第5日(6日、カナダ・カルガリー)、1次リーグが行われ、日本代表のコンサドーレはノルウェーに2―10、スコットランドに3―6と連敗。通算成績は2勝6敗となった。

ノルウェー戦は、第1エンド(E)に2点を先制されると、第2Eから3E連続でスチールされる苦しい展開。日本は第5Eに2点を返すも、第6Eに4点を奪われた。

続くスコットランド戦も第1Eに2点を先制されると、第2Eにも1点を許した。日本は1―4で迎えた第6Eに2点を返して1点差に迫ったが、第8、9Eに1点ずつ取られ、突き放された。

スコットランド戦後、リード・阿部晋也(41)は「前の試合までの展開よりは多少改善されているが、最後の最後に押し切られてしまって、自分たちの強みを出せなかった」と反省した上で「1試合でも多く勝って、少しでも高い順位で終わりたい」と前を向いた。

今大会には、14チームが出場。1回戦総当たりの1次リーグを行い、上位6チームが北京五輪の出場枠を獲得する。しかし、日本は現在9位タイと苦戦。残りの試合で巻き返すことはできるか。

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