西武・綱島、1軍戦初出場 二塁手で途中出場、打席も

 プロ野球、埼玉西武ライオンズの綱島龍生内野手(21、糸魚川白嶺高出)が6日、1軍戦初出場を果たした。本拠地の埼玉・メットライフドームで行われた東北楽天との今季1回戦で、七回表に二塁手の守備から途中出場、九回裏には初打席に立った。

 4日にプロ4年目で初めての1軍昇格を果たし、同日の福岡ソフトバンク戦では出番がなかった。6日夜の楽天戦は大量リードを許す展開で、七回表の守備から二塁手に入り1軍初出場。九回まで3イニングで二つのゴロをさばいた。九回裏は一死無走者で打席が回り、150キロの外角高めの直球を空振り三振した。

 綱島は試合後、球団を通じ「守備の方が緊張したが、落ち着いてプレーできたと思う。練習でやってきたことができた。(相手の)西口(直人)投手はファームでも対戦したことがあったので気持ちは楽に打席に入ったが、一瞬で終わってしまった。初球をボールだと思って見逃してから焦りが出てしまい、最後の直球は打ちたかったが…、悔しい。3球で終わったことが一番の反省点で、もっと粘らなければいけない。あす(7日)は初球から振っていける準備をしっかりして、積極的なバッティングをしていきたい」とコメントした。試合は西武が2―13で敗れた。

 昼間は2軍戦に出場しており、同日の北海道日本ハム戦は2番二塁手(途中から三塁手)で先発。二回に適時三塁打を含む4打数2安打、1打点、2得点と活躍した。

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