メーガン妃批判の元司会者が英王室〝内通者〟から感謝されたことを明かす

どこまでも辛らつなモーガン氏(ロイター)

英情報番組の元司会者でジャーナリストのピアース・モーガンがメーガン妃の〝暴露話〟を「信じない」と否定してきたことに対し、英王室が同氏に感謝の意を伝えていたことを自身が米インタビュー番組で明かした。

モーガンは6日、米司会者ビリー・ブッシュの「ExtraTV」にリモート出演。メーガン妃が先月の独占インタビューで、王室で受けたとされる冷遇や人種差別について告白したことに、「もし彼女が天気予報を教えてくれたところで私は信じない。私たちの王室に対する彼女の攻撃についても同じだ」と一蹴した。

メーガン妃の言い分を否定してきたことに、モーガンは「複数の王室メンバーが仲介者と通じて、私に感謝のメッセージを寄せていただいた」と語った。

司会のブッシュは、それが王室の上級メンバーだったのかと尋ねたが、モーガンは「誰なのかはあえて言及しないが、王室のため立ち上がったことに対して感謝の気持ちを示されたということだ」と言うにとどまった。

モーガンの発言について、米リベラル系ニュースメディア「ハフポスト」が王室を代表するバッキンガム宮殿に問い合わせたところ、担当者は「コメントは差し控える」と回答。ウィリアム王子夫妻のケンジントン宮殿からは返答がなかったとしている。

ちなみに、ExtraTVのブッシュは、ブッシュ元大統領のいとこで、ラジオやテレビ番組の番組司会者として活躍している。

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