Wソックス・リン完封 メルセデスは485フィート特大弾

【ロイヤルズ0-6ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

本拠地開幕戦を迎えたホワイトソックスは今季からチームに加わったランス・リンが素晴らしいピッチングを披露。3者三振という最高のスタートを切ると、ロイヤルズ打線を5安打に抑え、9回111球、奪三振11、与四球0という内容で完封勝利をマークした。打線は初回に2本のアーチで3点を先制するなど、序盤からリンを援護。投打がガッチリと噛み合って6対0で快勝し、勝率を5割(4勝4敗)に戻した。

ロイヤルズ先発のブラッド・ケラーに対し、ホワイトソックスは1回裏二死からホゼ・アブレイユが二塁打を放ってチャンスを作り、ヨアン・モンカダが1号先制2ラン。続くイェルミン・メルセデスにも2号ソロが飛び出し、2者連続アーチで3点を先制した。2回裏は一死から四球と連打で満塁とし、ルイス・ロバートの犠飛で4点目。6回裏にはロイヤルズ3番手のカルロス・ヘルナンデスを攻めて一死満塁のチャンスを迎え、アダム・イートンの2点タイムリーでさらにリードを広げた。

ちなみに、売り出し中の新人・メルセデスが放った一発は飛距離485フィート(約147.8メートル)の特大アーチ。ホワイトソックスの選手が本拠地ギャランティードレイト・フィールドで放った一発としては、2004年のジョー・ボーチャード(504フィート)、2002年のフランク・トーマス(495フィート)に次ぐ3番目の飛距離となった。今季メジャー完封1番乗りとなったリンは1勝目(0敗)をマーク。4回途中6安打4失点と崩れたケラーは1敗目(0勝)を喫した。

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