“アルゼンチン発の異色デュオ”カンデ・イ・パウロ、デビュー・アルバム発売決定

2017年のYouTube動画が世界中で話題となり、2020年に名門デッカ・レコードと契約を果たしたアルゼンチン出身のグループ、カンデ・イ・パウロ 。キーボードとコントラバスというこの異色のデュオによるデビュー・アルバム『カンデ・イ・パウロ』が6月4日にリリースされることが決定。あわせて、先行シングルとして「トゥージョ」が配信スタートとなっている。

セルフ・タイトルド・アルバムとなった今回の『カンデ・イ・パウロ』は、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、ハービー・ハンコック等を手掛けるラリー・クラインプロデュースのもとロサンゼルスでレコーディングされた。

アンソニー・ウィルソン (g)やビクター・インドリッツォ (ds)といった名手も脇を固め、「サマータイム」や「僕は待ち人」、「リミット・トゥ・ユア・ラヴ」等幅広いジャンルの楽曲を題材にこのデュオが持つシンプルでセンチメンタルなサウンドが最大限に表現されている。なかでも母国アルゼンチンから生まれた「バロ・タル・ベス」と「プレグンタン・デ・ドンデ・ソイ」のエモーショナルなアレンジは必聴だ。

アルバムについて、カンデ・イ・パウロは「2017年に「バロ・タル・ベス」を初めて2人で演奏して以来、世界中でたくさんの冒険を経験してきたよ。ハリウッドでのレコーディング・セッション、世界的なパンデミック、故郷へ帰国せざるを得なくなったこと、、、でも一番の冒険はたくさんの音楽を演奏し、体験したことだった。このアルバムは私たちの人生の素晴らしい瞬間を切り取ったサウンドトラックとしてずっと残ることになると思うし、それをみんなとシェア出来ることを嬉しく思っているよ。そしてこの冒険をずっと続けていくこともね!」とコメントしている。

Youtube:Tuyo

また、先行シングル「トゥージョ」は、2015年に放送されたネットフリックスのオリジナルドラマ「ナルコス」の主題歌として一躍人気を博したロドリーゴ・アマランテによる1曲。クラシック・ギターによるイントロからカンデの哀愁を帯びた歌声へ繋がる様が美しい出色の出来となっている。

■リリース情報

カンデ・イ・パウロ 

デビュー・アルバム

『カンデ・イ・パウロ』

2021年6月4日発売 

SHM-CD UCCM-1263 

¥2,860(税込)

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