草なぎ剛ら「新しい地図」がドクターカーを寄付「みんなの力が形になった」

草なぎ剛

「新しい地図」が立ち上げた基金で作った新しいドクターカーが9日、東京・千駄木の日本医科大学で初お披露目され、草なぎ剛(46)が立ち会った。

車内で救命救急医の説明を受けながら、草彅は「これがコンパクトにまとまったECMO(人工心肺装置=エクモ)か。もっと大きいのですか、エクモ?」「ここもしっかり乗れて大丈夫だね」などと興味津々。

「すごい広くて、ホントに最新の医療機器が設備されていて、今日から発進するんだな~。初めてエクモっていう機械も目にして、チューブがちゃんと繋がってて、早急に人の命を救えるんだな~っていう、そういうのを実感しました」

この基金は、元SMAPの草なぎ、稲垣吾郎、香取慎吾の3人が「日本財団」の協力を得て1年前に立ち上げた「LOVE POCKET FUND」。草なぎも「僕と慎吾ちゃんと吾郎さん3人で『新しい地図』を広げて、なんか、みんなの力がまた1つ形になったんじゃないかな~なんて思ってます」と感慨深げだ。

また同席した「日本財団」笹川陽平会長は、SMAP育ての親で3人の所属事務所社長・飯島三智氏を「私の兄弟分みたいな方」と紹介。「飯島さんが『とにかく社会のために、私たちもささやかだけども貢献したい』というお話でございまして、ささやかどころの話じゃありません。4億円も頂戴し…」と明かした。

このドクターカーは日本医大の関連病院で運用される。利用状況報告の中では、関係者から「千葉北総病院は、皆さんご存じの『コード・ブルー』なんていうドラマの舞台に」という余談も。同シリーズでは同じく元ジャニーズの山下智久が主演した。

ちなみに草なぎは、「コード・ブルー」と同じフジテレビ系の主演ドラマ「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」で一度、医師役をやっている。ドクターカーを舞台にした草なぎ主演ドラマなんてのも、いつか見てみたいものだ。

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