麻美ゆま「現実を受け入れられなかった」 13年に子宮と卵巣の全摘出手術

リモート出演した麻美ゆま

元セクシー女優でタレントの麻美ゆま(34)が9日、オンラインで行われた「みんパピ!子宮の日スペシャルトークライブ」に登場した。

イベントは、子宮頸がんの原因であるHPVウイルスについて知識を深めるために行われたもの。

2013年に卵巣に境界悪性腫瘍という病気が見つかり、子宮と卵巣の全摘出手術を行った麻美は「最初はお腹が張ったり、軟便が続く症状だったので腸の調子が良くないと思っていた。だが、薬も効かず、次第にお腹が妊婦さんのように膨らんできたので病院を受診した」と振り返った。

また、手術当時の心境にも触れ「私は26歳だったが、医者に子宮と卵巣の全摘出をしなければないと言われ、この先結婚して子供を産めたらいいなと考えていたので、現実を受け入れられなかった」と明かした。

自身の病気を公表した後はファンからの声に励まされた一方で、誹謗中傷も多かったという。

「私は卵巣の病気なのに『子宮頸がん』だと言われたり、『セックスのし過ぎではないか』と言われたりした。あまりにも偏った意見や間違った認識が多いことに改めて気付かされた。すごく傷ついたこともあったが、知識として理解されていないから偏見が生まれると感じた。自分がこれからも伝えていくことで少しでも誤解が無くなってくれたらいいなという使命感を持った」と話した。

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