【ドラゲー】YAMATO 5・5標的はKAIのみ「あいつを丸坊主にさせないと気が晴れぬ」

KAI(右)への恨みは尽きないYAMATO

ドラゴンゲートのYAMATO(39)が、金網サバイバルタッグマッチ(5月5日、愛知県体育館)の標的を怨敵・KAI(37)に定めた。

同試合は金網上の3本の旗を取り合い、2本先取したチームが勝利となる。負けたチームはシングルマッチを行い、敗者は髪を切られるか、マスクをはがされる過酷なルールとなる。

YAMATOは強制的にKAIと組まされ、SB KENTо(21)、ユニット「ハイエンド」の同志ドラゴン・キッド(45)組と対戦する構図となった。敵同士のコンビがいかに協力できるかがカギとなるが「顔を見ただけで腹立つ。目的はKAIを丸坊主にすることだけ」とあくまで標的をKAIに絞る。

ここまでアレルギーを持つのは元パートナーでありながら裏切った挙げ句、その後も執拗に屈辱的な言動を浴びせられたからだ。「あいつはフリーで食いぶちのためにドラゲーのリングに上がっている。それを助けてやるために一緒にやっていたのに。(リング上で)『金返せ』とか『タクシー代を懐に入れただろ』とか。そりゃ全部おまえだろ」。恩をあだで返した振る舞いに我慢の限界は超えている。

9日の後楽園大会では土井成樹(40)の復帰戦となったメインの6人タッグマッチでKAIと激突。誤爆によりKENTоとKAIが仲間割れする展開をせせら笑い「やつらがもめるのはいいこと。金網戦は(KENTоを含め)3対1になる可能性もある。KAIが負けてシングルマッチ。俺にもリスクがあるが、あいつを丸坊主にさせないと気が晴れない」と怨敵が髪を切られて醜態をさらすことだけを考えている。

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