広島・大瀬良大地投手（２９）が９日の巨人戦（マツダ）で６回無失点で２勝目を挙げた。５回以外は毎回走者を背負う苦しい投球ながらも要所を抑える粘りを発揮。６回に迎えた無死一、二塁のピンチでは岡本、大城を内野フライに打ち取ると、最後は重信を空振り三振で仕留めてマウンドを後にした。
「あまりないんじゃないかなと思うくらい球を操れていなかった」と不調ながらも菅野との投げ合いを制してチームの連敗をストップ。佐々岡監督も「球数が多くなったなか、走者を出してもしっかりと返さない粘り強さはさすがだなと思った」と最敬礼だった。
