阪神・藤浪が今季初勝利! 好相性「ハマスタ」との“相関関係”を勝手に占ってみた

横浜スタジアムでヒーローインタビューを受けた阪神・藤浪

虎党悲願となる16年ぶりVのためには、活躍が必須となる男に待望の白星がついた。阪神・藤浪晋太郎投手(26)が9日のDeNA戦(横浜)に先発し、7回4安打2失点。味方打線の大量援護にも恵まれ、今季初勝利をマークした。これで藤浪の横浜スタジアムでの通算成績は14勝3敗となり、2015年7月5日から実に7連勝と、無類の相性の良さを見せている。では、藤浪とハマスタにはどのような“相関関係”があるのか? 勝手に西洋占星術的な観点から占ってみた。

昨年8月21日のヤクルト戦(神宮)以来となる231日ぶりの白星を手にした藤浪は、お立ち台で「開幕から勝ててなかったので良かった。ここ最近は粘りのピッチングもできている」と笑顔。ひさびさに首位を快走するチームに、16年ぶりの優勝を予感している虎党たちを歓喜させた。

3回までに4つの四球を出す苦しい立ち上がりながら、粘りの投球でチームを勝利に導いた右腕には、矢野監督も「アイツ自身も苦しんで先発に戻り、開幕を任された。今後(勝ち星を)一つひとつ積み上げていくスタートにしてほしい」と目を細めた。

これでハマスタでの登板はプロ通算14勝3敗。藤浪自身は「抑えているというよりは毎回毎回(打者に)援護をもらえていますから」と語るにとどめたが、それにしても驚異的な相性の良さだ。

横浜という土地は藤浪にとって“宿命の場所”なのかもしれない。生年月日(1994年4月12日)をもとに右腕の運命をひもといた西洋占星術師の万魔ミヤ氏(年齢非公表)は「精密な出生時間等が分からないため、ある程度の仮説も交えての占いになりますが」と前置きした上で「藤浪さんのホロスコープにはちょうど横浜があるあたりに『宿命のライン』と言われるドラゴンヘッドと、天王星のラインが通っている可能性が高い。彼にとって横浜という土地は、自身の殻を破り、これまでの自身のやり方から、より自由になれる場所という暗示が出ています」と説明。これまで影を潜めていた粘り強さと勝負強さを発揮し、新たなスタートラインとなる1勝を挙げるにふさわしい場所だったと語る。

また藤浪が生まれ育ち、プロ生活も送っている関西地方に通っているラインは土星。「自身を鍛え上げ、困難なトレーニングを積むには適した場所。ですがストイックなオーラが出すぎてファンサービスを怠ったりするなど、人を寄せつけない雰囲気になる可能性もあります」(万魔ミヤ氏)という。

ちなみに藤浪にとってピッチング上、相性の悪い土地は名古屋なのだとか。「ここにはイマジネーションを豊かにする海王星のラインが通ってます。芸能活動等をするには適しているかもしれませんが想像力が強くなる分“錯覚”も起こしやすいのです。相手選手の些細な動きを感知しすぎて、コントロール、プレーの精度を乱す可能性が高いです」と万魔ミヤ氏は警鐘を鳴らした。

横浜の地で記念すべき白星を挙げた背番号19。2021年の藤浪がここからどのような快進撃をみせてくれるのか。その右腕に宿った“星の強さ”にも注目したい。

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