【WWE】WWE女子タッグ王者のナイア、シェイナ組が祭典前夜で大ピンチに

WWE女子タッグ王者のナイア・ジャックスはタミーナ(上)のサモアンドロップであわや3カウントを奪われそうになる醜態をさらした(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ9日(日本時間10日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が配信され、WWE女子タッグ王者のナイア・ジャックス(36)、シェイナ・ベイズラー(40)組の防衛に黄信号が点滅した。

祭典「レッスルマニア37」(10日、11日、フロリダ州タンパ)でナイア組は2日目(11日)大会で防衛戦を行う。挑戦者組は、初日大会(10日)の5チームによる変則イリミネーションマッチ挑戦者決定戦(タミーナ、ナタリア組、ラナ、ナオミ組、デイナ・ブルック、マンディ・ローズ組、ルビー・ライオット、リブ・モーガン組、カーメラ、ビリー・ケイ組)で決まる。

この日、ナイアはジミー・スヌーカの娘で決定戦優勝候補のタミーナ(43)とシングル戦で激突したが、まさかの展開となってしまう。183センチ123キロのナイアが逆にタミーナのパワーで圧倒されてしまい、強烈な体当たりでダウンを喫すると、サモアンドロップで3カウントを献上しそうになったのだ。ここで慌てたシェイナが飛び込んで妨害。反則裁定のゴングが鳴らされたものの、邪魔がなければ明らかにタミーナのフォール勝ちだった。

怒ったタミーナの相棒ナタリアも乱入して、両軍は番外戦を展開。まさかの結末にナイア組は驚きの表情を隠せず、逃げるように引き揚げた。その後にバックステージでは、決定戦参加の5チーム10人が大乱闘を引き起こした。

しかし祭典前日でタミーナ組が大きく抜けだしたことは事実。難攻不落だった王者組の足元が大きく揺るぎ始めた。

「レッスルマニア37」は日本時間4月11日、12日にWWEネットワークで配信される。

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