米プロバスケットボールNBA、ワシントン・ウィザーズの八村塁(23)は9日(日本時間10日)、敵地で行われたウォリアーズ戦に先発。37分49秒の出場でチームのトップの22得点、5リバウンドをマークし、110―107の勝利に貢献した。
第4クオーター残り6・1秒。104―107とリードを許していたが、エースのブラッドリー・ビール(27)が3ポイントを決めた上に相手の反則を誘って得たフリースローも決める〝4点プレー〟で逆転。接戦をものにした。八村はエースの活躍に「(4点プレーの)何個か前のプレーでファウルもらっていたけど吹かれていなくてストレスがたまっているように見えたけど、決めれてよかった」。
NBAナンバーワンシューターのステフィン・カリー(33)との初対戦については「リーグのトップ選手と対戦できてうれしい。そういう選手との対戦は楽しみ」と語った。
これでチームは19勝32敗で東地区全体で13位(全15チーム)。12位のキャバリアーズとはゲーム差なしで渡辺雄太(26)が所属する11位のラプターズとは0・5ゲーム差とし、10日(日本時間11日)にはサンズと敵地で対戦。八村は「ホームで勝っているので、相手のホームだけど、しっかり勝ちたい」と意気込んだ。